特 徴
ハングアップモニターは、IIS上のASP(ActiveServerPages)を利用したアプリケーションに対してノン・ストップソリューションを提供します。
ASPアプリケーションのトラブルを自動的に検出し、速やかに再起動を行うことで、サービスの停止を最小限に押さえること、また、トラブル発生直前のログを記録し運用者にメールで通知することで、トラブルの原因を特定すること、を目指した運用監視アプリケーションです。
【主な機能】
1.ASPプログラム実行中にログを記録。
2.ASPプログラムのハングアップを検出。
3.ASPプログラムがハングアップしたことをメールで通知。
4.ASPプログラムのハングアップ検出後、自動的にOSを再起動します。
動作環境
Windows NT 4.0(日本語版)SP3 以上 OptionPack
Windows 2000(日本語版)
Windows XP(日本語版)
Windows 2003(日本語版)
※Windows 2003につきましては、"環境テスト"はサポートいたしません。
ハングアップモニターは、ASPアプリケーションを監視するためのアプリケーションを作成し、その監視用のソースコードを生成します。
ハングアップモニターをご使用になるには、「設定の権限」と「再起動の権限」の確認が必要です。
設定の権限
ハングアップモニターの設定はAdministratorの権限があるユーザーでログオンして行って下さい。
再起動の権限
再起動権限を確認して、設定します。
1.再起動権限の確認
ハングアップモニターで再起動の権限を持つユーザー名を確認します。以下の手順で確認して下さい。
「インターネット サービス マネージャ」を起動します。
Windows NT Work Stationの場合
Windowsのスタートメニューから「Windows NT 4.0 Option Pack」→「Microsoft Personal Web Server」→「インターネット サービス マネージャ」を起動します。
Windows NT Serverの場合
Windowsのスタートメニューから「Windows NT 4.0 Option Pack」→「Microsoft Internet Information Server」→「インターネット サービス マネージャ」を起動します。
Windows 2000 Professional 及び、Serverの場合
Windowsのスタートメニューから「設定」→「コントロールパネル」を開き、「管理ツール」→「インターネット サービス マネージャ」を起動します。
<STEP-2>
対象のWebアプリケーションのプロパティを開きます。
Windows NT Work Station, 及びNT Serverの場合
コンソールルート/Internet Information Server/「マシン名」/既定のWebサイト/「アプリケーション名」のプロパティを開きます。
●「別メモリ領域で実行する」の項目にチェックがついていない場合
再起動権限の設定は不要です。ハングアップモニターの設定の「ハングアップモニターの使用方法」に進んで下さい。
●「別メモリ領域で実行する」の項目にチェックがついている場合
再起動権限の設定が必要になります。次の「2ユーザー設定」に進んで下さい。
Windows 2000 Professional 及び、Server の場合
インターネット インフォメーション サービス/「マシン名」/既定のWebサイト/「アプリケーション名」のプロパティを開きます。
●「アプリケーション保護」の項目が「低(IISプロセス)」の場合
再起動権限の設定は不要です。ハングアップモニターの設定の「ハングアップモニターの使用方法」に進んで下さい。
●「アプリケーション保護」の項目が「中(プール)」または「高(分離プロセス)」の場合
再起動権限の設定が必要になります。次の「2ユーザー設定」に進んで下さい。
2.ユーザー設定アプリケーションの実行権限を持つユーザー名、「IWAM_×××(注1)」を探して、再起動権限を与えられたアカウントの一覧の中に属しているか確認します。属していない場合は追加します。以下の手順に従って確認、追加して下さい。
<STEP-1> 確認
Windows NT Work Station, 及びNT Serverの場合
スタートメニューから「管理ツール」→「ユーザーマネージャ」を起動します。ユーザー名の一覧の中に「IWAM_×××」があることを確認します。
Windows 2000 Professional 及び、Serverの場合
スタートメニューから「設定」→「コントロールパネル」を開き、「管理ツール」→「ローカル セキュリティ ポリシー」を起動します。
<STEP-2>追加
Windows NT Work Station, 及びNT Serverの場合
ツールバーの「原則」→「ユーザーの権利」を選択すると「ユーザー権利の原則画面」が表示されます。「IWAM_×××」がシステムのシャットダウンの権利を与えられたアカウントの一覧の中に属しているか確認します。
属していない場合は「追加」ボタンを押して、「ユーザーとグループの追加」の画面で追加します。「ユーザー表示」ボタンを押すと全てのユーザーが表示されます。「IWAM_×××」を選択し「追加」ボタンを押して追加して下さい。
Windows 2000 Professional 及び、Server の場合
セキュリティの設定/ローカルポリシー/ユーザー権限の割り当て/システムのシャットダウンを開きます。「IWAM_×××」が適用先の一覧の中に属しているか確認します。
※ 「IWAM_×××」は「Guests」グループに属しています。その「Guests」グループは、特にアカウントの制限を行わない場合、「Users」グループと同じ権限を持っています。Windows 2000 Professionalのデフォルトではこのシステムのシャットダウンの適用先に「Users」グループが含まれています。その場合、以下の権限の追加作業は必要ありません。
属していない場合は「追加」ボタンを押して、「ユーザーまたはグループの選択」の画面で追加します。「IWAM_×××」を選択し「追加」ボタンを押して追加して下さい。
「IWAM_×××」は、再起動対象のアプリケーションの実行権限を持つユーザー名です。以下の方法で確認できます。
Windows NT Work Station, 及びNT Serverの場合
スタートメニューよりインターネットサービスマネージャを起動します。
コンソールルート/MicrosoftTransactionServer/コンピュータ/マイコンピュータ/インストールされたパッケージ/IIS-{既定のWebサイト//Root/(ASPアプリケーション名)}を選択しプロパティを開きます。
「ID」の画面の「ユーザー」を確認し、ここで指定されているユーザー名です。
Windows 2000 Professional 及び、Server の場合
スタートメニューから「設定」→「コントロールパネル」を開き、「管理ツール」→「コンポーネントサービス」を起動します。
コンソールルート/コンポーネントサービス/コンピュータ/マイコンピュータ/COM+アプリケーション/IIS-{既定のWebサイト//Root/(ASPアプリケーション名)}を選択しプロパティを開きます。
「ID」の画面の「ユーザー」を確認し、ここで指定されているユーザー名です。
ハングアップモニターをインストールします。
ハングアップモニターのインストールはAdministratorの権限があるユーザーでログオンして行って下さい。CD-ROMの中のHangUpMonXXX.EXEを実行し、画面に従ってインストールを進めて下さい。
【ご注意】
インストールの前に、前項の「ご使用する前に」を必ずお読み下さい。
ハングアップモニターをアンインストールする場合には、事前に全ての監視用アプリケーションを停止してください。
アンインストールは、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」で行います。「ハングアップモニター」を選択し、画面にしたがってアンインストールを進めてください。
監視用アプリケーションを停止せずに、ハングアップモニターをアンインストールしてしまった場合は、以下の手順に従って、監視用アプリケーションの停止を行ってください。
<STEP-1>
サービスの一覧の中から登録されている監視用アプリケーションを確認します。
Windows NT Work Station, 及びNT Serverの場合
スタートメニューから、「設定」→「コントロールパネル」→「サービス」を起動し、ハングアップモニターで登録した監視用アプリケーションの「監視ID (HANGUPAPPXXXX)」を確認します。
※ ここで「監視ID (HANGUPAPPXXXX)」が見えない場合は、以下の処理を行う必要はありません。
Windows 2000 Professional 及び、Server の場合
スタートメニューから「設定」→「コントロールパネル」を開き、「管理ツール」→「サービス」を起動し、ハングアップモニターで登録した監視用アプリケーションの「監視ID (HANGUPAPPXXXX)」を確認します。
<STEP-2>
監視が開始されている状態の場合は、停止ボタンをクリックし、まずは監視を停止します。
<STEP-3>
サービスの中から、アプリケーションを削除するために、コマンドプロンプトを起動します。
Windows NT Work Station, 及びNT Serverの場合
スタートメニューから「プログラム」→「コマンドプロンプト」を起動します。
Windows 2000 Professional 及び、Server の場合
スタートメニューから「プログラム」→「アクセサリ」→「コマンドプロンプト」を起動します。
<STEP-4>
ハングアップモニターの「Hangupmon200」のディレクトリがある場所を指定します。デフォルトでは 「C:\Program Files\Hangupmon200」 にあるので、指定するためにディレクトリの変更をします。「cd C:\Program Files\Hangupmon200」と入力しリターンキーを押してください。
C:\>cd C:\Program Files\Hangupmon200 C:\Program Files\Hangupmon200> |
<STEP-5>
削除するアプリケーションを指定します。
「AppNotify.exe」、スペース、「-u」、スペース、「監視ID番号(※注)」を入力し、リターンキーを押すと、サービスの一覧の中から指定したアプリケーションが削除されます。
C:\>cd C:\Program Files\Hangupmon200 C:\Program Files\Hangupmon200>AppNotify.exe -u 1 C:\Program Files\Hangupmon200> |
※注 : 監視ID番号
監視IDの「HANGUPAPPXXXX」の数字4桁のうち、上位の0を除いた値だけを入力してください。
Windowsのスタートメニューから、「ハングアップモニター」を起動してください。以下の起動画面が表示され、次にメイン画面が表示されます。
初回起動時は、画面に従って監視用アプリケーションの設定を行ってください。
設定に関する詳しい説明は、次項を参照してください。
起動時の画面
起動画面が終了しメイン画面が表示され、新規の監視用「アプリケーション設定」画面が表示されます。
アプリケーションの設定
監視用アプリケーションの設定を行います。ツールバーの「アプリケーション」→「新規作成」を選択、又は新規作成ボタンをクリックしてください。
ハングアップモニター起動時に設定されたアプリケーションがない場合には、直接この画面が表示されます。
監視用アプリケーション名を指定します。この画面で各アプリケーションを区別するためだけの名前です。監視対象のASPアプリケーションの名前を指定すると、分かりやすくなります。
新規設定画面を表示すると、自動的に指定されます。
アプリケーション名を指定し、「次へ」をクリックして「通知設定」画面へ進んでください。
<無応答の通知で起動するプログラム>
アプリケーションが無応答になった時に起動するプログラムを設定できます。「参照」ボタンをクリックして起動するプログラムを指定してください。
監視しているサーバの状態をメールで通知するための設定を行います。
(1) 通知内容
詳細ボタンをクリックすると、それぞれのタイミングの通知内容を設定できます。
(設定方法は「(1) 通知内容の設定」をご覧ください。)
(2) メールサーバ設定
メールを送信するために、メールサーバの設定を行います。
(設定方法は「(2) メールサーバの設定」をご覧ください。)
(3) 通知先
メールの通知先を設定します。
(設定方法は「(3) 通知先の設定」をご覧ください。)
メールで通知するそれぞれの内容を設定します。
通知内容は、a. 無応答、b. 再起動後、c. 定時状態、の3種類です。
ハングアップを検出し、サーバーを再起動する前にログを通知します。
「詳細」をクリックすると、以下の通知内容の設定画面が表示されます。
※この通知を有効にしていると「環境テスト」を行った場合に通知がいきます。
<件名>
通知する電子メールの件名です。編集可能です。
<本文>
通知する電子メールの本文です。編集可能です。
<ログ内容を追加>
通知する電子メールにログ内容を添付する場合は、チェックボックスにチェックを付けてください。
<送信ログ>
メールに添付するログは、最新のログから、ここで指定する行数分です。
サーバーの再起動が完了した時にログを通知します。
「詳細」をクリックすると、以下の通知内容の設定画面が表示されます。
<件名>
通知する電子メールの件名です。編集可能です。
<本文>
通知する電子メールの本文です。編集可能です。
<ログ内容を追加>
通知する電子メールにログ内容を添付する場合は、チェックボックスにチェックを付けてください。
定期的にログを通知します。
「詳細」をクリックすると、以下の通知内容の設定画面が表示されます。
<件名>
通知する電子メールの件名です。編集可能です。
<本文>
通知する電子メールの本文です。編集可能です。
<ログ内容を追加>
通知する電子メールにログ内容を添付する場合は、チェックボックスにチェックを付けてください。
<送信ログ>
メールで添付するログは、最新のログから、ここで指定する行数分です。
<通知間隔>
通知する間隔を指定します。1〜60分の間で指定可能です。
メールで通知を行うには、メールサーバの設定が必要です。
<SMTPサーバーIP>
SMTPサーバーのIPアドレスを指定してください。
<ポート番号>
SMTPサーバーのポート番号を指定してください。デフォルトは「25」です。
<送信者メールアドレス>
送信者のメールアドレスを指定してください。
ここでメールサーバの設定をしない場合、「アプリケーション設定」を完了すると以下のメッセージが表示されます。
「はい」を選択すると設定を行う画面が表示されます。「いいえ」を選択して、後で設定しても構いません。
メールの通知先を設定し、通知する内容を選択してチェックしてください。
<名前>
通知先の名前を指定してください。
<メールアドレス>
通知先のメールアドレスを指定してください。
<通知内容の設定>
必要な通知タイミングのチェックボックスにチェックを付けてください。
<削除方法>
登録されている通知先を削除する場合は、該当する名前を右クリックして表示される「削除」を選択してください。
ASPアプリケーションのログを記録し、定期的にファイルに保存する機能を設定します。「ファイルに保存」のチェックボックスをチェックすると保存が有効になります。
「すべてのログを保存」又は、「エラーログのみ保存」が選択できます。
ログを1つのファイルにまとめて保存する期間を「毎日」「毎週」「毎月」の中から選択しラジオボタンをチェックして下さい。
新規ファイルに切り替わるタイミングは以下の通りです。
「毎日」→ 毎日AM0:00
「毎週」→ 毎週日曜日AM0:00
「毎月」→ 毎月1日AM0:00
保存するディレクトリを指定します。パスを入力するか「参照」ボタンをクリックして保存先ディレクトリを指定してください。
【ご注意】
保存ディレクトリをネットワーク上で指定した場合
ディレクトリの設定は、ネットワーク上でも可能です。しかし、ネットワークに障害が生じている場合等、ログが保存できないことがあります。この場合、ログは保存されません。しかし、エラーが発生するのでエラー内容がエラーログに書きこまれます。当然、監視は続けらます。
アプリケーションの設定が完了すると、監視の開始を促すメッセージが表示されます。
すぐに監視を実施したい場合は「はい」をクリックしてください。設定したアプリケーションがサービスに登録され、監視を開始します。
設定を保存し、後で開始を指定したい場合は「いいえ」をクリックしてください。その場合は、メニューバーの「ツール」→「監視停止」を選択、または監視開始ボタンをクリックし監視を開始してください。
【ご注意】
アプリケーションの監視を行うにはASPアプリケーションにソースコードの追加が必要です。設定が完了すると上記のメッセージが表示されます。「はい」を選択すると、ソースウィザードが表示されますので、ソースコードの設定を行ってください(詳しくは、次項の「ソーコード生成」をご覧ください)。「いいえ」を選択した場合は、後で必ずソースコードを作成してください。
監視の停止
既に監視を行っている監視用アプリケーションの監視を停止する場合は、メニューバーの「ツール」→「監視停止」を選択、または監視停止ボタンをクリックし監視を停止してください。
ソースコード生成
監視するASPアプリケーションに埋め込むソースコードを生成します。アプリケーション設定完了後、継続して設定できます。別途設定する場合は、該当する監視用アプリケーションを選択してから、メニューバーの「ツール」→「ソースウィザード」を選択するか、ツールバーのを選択してください。
ASPアプリケーションが無応答になってから、ハングアップとして検出するまでの時間を指定します。1〜60分の間で設定できます。
ハングアップの検出後、自動再起動を行います。チェックボックスにチェックを付けると有効になります。チェックを外すと無効になります。
ハングアップの検出後、再起動を行うまでの時間を指定します。1〜60分の間で設定できます。
「完了」ボタンをクリックすると生成されたソースコードが表示されます。
上記のソースコードをASPのソースコードに貼り付ける場合は、「.asp」ファイルの先頭に(Option文の後ろなど、VBScriptのコード記述規則に従って)貼り付けて下さい。
表示されたソースコードはメニューバーの「ファイル」→「名前を付けて保存」で保存先ディレクトリを指定して保存できます。
監視テスト
監視用アプリケーションの設定が完了したら、監視テストを行って動作確認を行います。監視用アプリケーションを複数作成した場合は、各アプリケーション毎にテストを行う必要があります。
該当するアプリケーションを選択し、メニューバーの「アプリケーション」→「環境テスト」を選択すると、以下の画面が表示されます。
以下の手順に従って、動作確認を行ってください。
<STEP-1>動作確認の仮想パスを指定します。監視するWebアプリケーションが保存されているディレクトリを選択してください。
SSLの設定されているサーバーで、環境テストを行う場合は「SSLサーバ」のチェックボックスにチェックをつけてください。
「テスト開始」ボタンをクリックしてください。以下の確認を行います。
@ ライセンスの確認
登録されているライセンスが正しいかどうか確認します。
「OK」が表示された場合は、ライセンスは正しく登録されています。
「NG」が表示された場合は、ライセンスを登録し直してください。
A 再起動権限
再起動権限があるユーザーかどうかを確認します。
「OK」が表示された場合は、問題ありません。
「NG」が表示された場合は、「ご使用する前に」の項の「再起動の権限」をもう一度確認してください。
B ハングアップ通知
実際に設定したソースが有効がどうかを確認します。
「OK」が表示された場合は、問題ありません。
「NG」が表示された場合は、ライセンス登録に問題があります。「トライアルライセンスの期限切れ」などの問題が考えられます。
再起動の確認をします。「再起動のテスト」ボタンをクリックしてください。実際にサーバーを再起動しますので、編集中のファイルは保存してください。
※この環境テストを行うと、「アプリケーション設定」の「通知設定」で、無応答の通知を有効にしている全ての通知先に通知がいきます。
アプリケーション設定変更既に設定済みのアプリケーションの設定を変更します。
1.設定変更該当するアプリケーションを選択し、メニューバーの「アプリケーション」→「プロパティ」を選択、またはプロパティボタンをクリックしてください。「アプリケーション設定」画面が表示されますので、必要な項目を修正後「設定保存」ボタンをクリックします。
既に監視用アプリケーションが監視中の場合は、以下の確認画面が表示されます。宜しければ「はい」を選択して、修正内容を反映させます。
【ご注意】
「いいえ」を選択すると、修正内容は保存されますが。監視中のアプリケーションの内容には反映されません。
修正内容を反映させるには、メニューバーの「ツール」→「監視停止」を選択、または監視停止ボタンをクリックし、一旦監視を停止します。
次にメニューバーの「ツール」→「監視停止」を選択、または監視開始ボタンをクリックし監視を再開してください。
監視設定の削除
設定されている監視用アプリケーションを削除します。削除したい監視用アプリケーションを選択して、メニューバーの「アプリケーション」→「削除」を選択するか、削除ボタンをクリックして下さい。
確認ダイアログが表示されますので「OK」ボタンを押して下さい。選択した監視用アプリケーションが削除されます。
【ご注意】
監視用アプリケーションを削除する前に、必ず該当するアプリケーションの監視を停止してください。
メニューバーの「ツール」→「監視停止」を選択、または監視停止ボタンをクリックし、監視を停止します。
設定内容の複製を作成
同一の設定内容のアプリケーションを作成します。
該当する監視用アプリケーションを選択して、メニューバーの「アプリケーション」→「複製」を選択するか、複製ボタンをクリックします。「アプリケーション設定」画面が表示され、「アプリケーション名」が空欄で表示されます。アプリケーション名を指定後、前述の「アプリケーション設定」の手順に従って、各種設定を行って保存してください。
ログ表示
ASPアプリケーションのログの一覧を表示します。
「アプリケーション設定」の「ログ設定」で設定したログファイルのログの一覧を表示します。ログを見たい監視用アプリケーションを選択して、メニューバーの「ツール」→「ログビューアー」を選択、または、ツールバーのログビューアーボタンをくリックしてください。ログの一覧が表示されます。
各項目の内容は以下の通りです。
<日時>
各ASPアプリケーションにアクセスのあった日時、時刻を表示します。
<オブジェクトID>
各ASPアプリケーションの一連の動作に与えられる、一意の値です。この数値によって1ユーザーがASPアプリケーションにアクセスした回数が分かります。
<セッションID>
ユーザーが最初にASPアプリケーションにアクセスした時に与えられる一意の値です。この数値によってアクセスした延べ人数が分かります。
<内容>
ソースウィザードでソースを作成した際に「Notify.WriteLog "XXXXX" 'ログ情報を追加」の部分に入力した文字列が表示されます。
ASPアプリケーションのログをリアルタイムで表示します。
見たいアプリケーションを選択し、ツールバーの「ツール」→「リアルタイムモニター」を選択、またはリアルタイムモニターボタンをクリックしてください。以下の画面が表示されます。
表示されている内容は、
例 : 「 90 596710470 sample1」の場合
90 |
オブジェクトID |
596710470 |
セッションID |
sample1 |
内容 |
ハートビート(Monitor.dll)
作成方法及び関数リファレンス
目 的
ASPにおけるスクリプトのハングアップを検出する。
作成方法
Dim Obj
Set Obj = Server.CreateObject("HeartBeat.Monitor")
【ご注意】
1.ServerオブジェクトのCreateObjectメソッドを用いる点に注意してください。
2.Serverオブジェクトを用いないとWriteLogメソッドで通知される内容に正しいセッションID情報が含まれません。
MonitorStartメソッド
■機 能
監視を開始します。
■構 文
result = Object.MonitorStart (AppName,[Action=1],[UnstableTime=60000],[RebootTime=60000]) MonitorStartメソッドの構文の指定項目は次のとおりです。 |
||
(指定項目) | (内 容) | |
Object | Monitor.dllオブジェクトです。 | |
result | 監視結果を格納します。 | |
0 | 正常終了 | |
その他 | エラー | |
AppName | アプリケーション監視IDです。(例:"APP001") | |
Action | 監視モードを指定します。 | |
0 | ログの書込 | |
1 | 再起動+ログの書込(デフォルト) | |
4 | ASPアプリケーション機能テスト用 | |
UnstableTime | 無応答の通知までの時間です。(デフォルト=60000[1分]) | |
RebootTime | 無応答の通知後再起動するまでの時間です。 (デフォルト=60000[1分]) |
■機 能
監視を終了します。
■構 文
result = Object.MonitorStop |
|
(指定項目) |
(内 容) |
Object |
Monitor.dllオブジェクトです。 |
■機 能
ログを書き込みます。
■構 文
result = Object.WriteLog (Msg) |
||
(指定項目) |
(内 容) |
|
Object |
Monitor.dllオブジェクトです。 |
|
result |
監視結果を格納します。 |
|
0 |
正常終了 |
|
その他 |
エラー |
|
Msg |
ログの内容です。 |
Sleepメソッド
■機 能
スレッドを一時停止します。
■構 文
Object.Sleep (SleepTime&) |
||
(指定項目) |
(内 容) |
|
Object |
Monitor.dllオブジェクトです。 |
|
SleepTime |
停止時間(ミリ秒)です。 |
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